ジカ熱への防御策? 海外旅行者が知っておきたい12の防御策
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【一般報道内容】
◆ブラジルだけで無くなったジカ熱の脅威
世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は1日、ブラジルなど中南米を中心に流行している感染症「ジカ熱」に関し、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。(時事通信)
ブラジルでは2014年には150人だった小頭症とみられる新生児の数が昨年10月以降、約3900人へと急増している。
感染は、米国・ヨーロッパに広がっており、ブラジルだけの問題ではなくなってきた模様なのです。
【ジカ熱の蔓延はWHOと製薬会社の思惑通り】
http://kagefumi811.blog.so-net.ne.jp/2016-01-26
◆海外旅行者が知っておきたいジカ熱から12の防御策
東南アジアでのマラリアと同様の感染症・ジカ熱を引き起こすジカウイルスについて、旅行者が知っておくべき情報を以下にまとめた。
【対策-1】 蚊に刺されて感染する
ジカウイルスはヤブカを媒介として感染する。妊娠中の女性が感染した場合、胎児に感染することもある。
【対策-2】 感染地域はブラジルだけでは無い
現在、ジカウイルスの感染が報告されているのは中南米・カリブ海(Caribbe
an Sea)の次の14か国・地域。ブラジル、コロンビア、エルサルバドル、仏領ギアナ、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、仏海外県マルティニク(Martinique)、メキシコ、パナマ、パラグアイ、スリナム、ベネズエラ、米自治領プエルトリコ
【対策-3】 ワクチン等効果的薬は無い
現時点で、ジカウイルスに有効なワクチンや治療法はない。
【対策-4】 感染時の症状
ジカウイルスに感染してジカ熱を発症する割合は5人に1人。症状は発熱や発疹、関節痛、結膜炎、頭痛、筋肉痛など。
【対策-5】 特に妊婦に注意
妊娠している女性は、ジカ熱発生地域への渡航は延期が望ましい。
【対策-6】 オープンスペースの多いリゾート系ホテルは避ける
滞在には、エアコン付きか窓やドアに網戸のあるホテルや宿泊施設を予約する。(網戸等の完備されているホテルが望ましい)
【対策-7】 ホテルの植木鉢等の水源を絶つ
ホテルや宿泊施設では、蚊の発生源となる植木鉢やバケツなどの容器にたまった水を空にする。
【対策-8】夜間の外出や浜辺には出ない
最大の予防策は、蚊に刺されないようにすること。
【対策-9】 服装に注意
できるだけ長袖の衣服と長ズボンを着用し、その上から虫よけスプレーを噴霧する。
【対策-10】 市販の虫除薬の成分に留意
虫よけ剤では、有効成分のディート(DEET)、ピカリジン(KBR 3023)、レモンユーカリ油(OLE)、PMD(p-メンタン-3,8-ジオール)、IR3535などを配合する製品を選ぶ。
【対策-11】 虫よけ剤を塗布
先に日焼け止めを塗ってから、虫よけ剤を塗布する。
【対策-12】 赤ちゃんに虫よけ剤は使用しない
生後2か月未満の乳児には虫よけ剤を使用しないこと。代わりに乳児の肌を衣類などで覆い、ベビーカーに蚊帳をつける。
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