白根山の噴火の危険は続くと噴火予知連絡会? 中央構造線に言及しない国家? [歴史]
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◆草津白根山「当面同じような噴火の可能性
先月噴火した群馬県の草津白根山について、火山噴火予知
連絡会は、震源の浅い火山性地震が続いていることなどか
ら、「当面は同じような噴火が発生する可能性は否定
できない」とする検討結果をまとめました。
専門家などで作る火山噴火予知連絡会は、14日午後、
気象庁で定例の会合を開き、先月噴火した群馬県の草津
白根山の火山活動について検討しました。
それによりますと、噴火が起きたのは、本白根山の
鏡池の火口底のほか鏡池の北側と西側の火口と推定され、
このうち、鏡池西側の火口以外は、いずれも複数の火口が並ぶ
「火口列」になっていると見られるということです。
また、今回の噴火で出た噴出物の量は、火山灰の堆積量の調査など
から3万トンから5万トンと推定され、小規模な噴火だったと見ら
れるとしています。
そのうえで、火山噴火予知連絡会は、震源の深さが1キロ前後と
見られる火山性地震が噴火の前よりもやや多い状態が続いていること
などから、「当面は先月23日と同じような噴火が発生する可能性は
否定できない」とする検討結果をまとめました。
これを受けて、気象庁は、「入山規制」を示す噴火警戒レベル3の
火口周辺警報を継続し、鏡池付近からおおむね2キロの範囲では噴火
に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
火山噴火予知連絡会の会長で京都大学の石原和弘名誉教授は「現在の
気象庁の監視や評価の能力などから噴火警戒レベル3の継続はやむを
えないだろう」と述べ、本白根山の火山活動を詳しく把握するために
観測態勢をさらに強化する必要があるという考えを示しました。
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◆改めて中央構造線断層を検証してみよう
中央構造線とは日本列島横切る巨大断層
熊本県から大分県にかけて強い地震が連続して発生、
大きな被害を出した。
内陸で起きる地震の常識を超えて100キロメートルもの
範囲に震源が広がり、さらに東の愛媛県などに拡大する
ではないかと懸念する声が出ている。
「一番の懸念は、(一連の地震が)中央構造線につながっていると
いうことだ」。
1日本地震学会会長の加藤照之さんはこう語った。
14日の夜に熊本市近郊で最初の地震が発生。16日未明にそれをはるか
に上回る規模の本震が起き、これをきっかけに阿蘇山周辺から大分県
へと、マグニチュード(M)5級の地震が広がっていった。
今回のような直下型地震は、地下の断層がずれることで起きる。地震を
起こした活断層の延長上で別の地震が起きることはしばしばあるが、
これほど大きな地震が100キロ以上も進んでいくのは「かなり特徴的」
(加藤さん)だという。
地震は、九州を横切る「別府―島原地溝帯」を東に進んだ。地溝帯と
いうのは、両側を断層で挟まれた幅の広い谷のことだ。別府―島原地溝
帯は、西日本を横切る長大な断層の連なり「中央構造線」の西端に当たる。
中央構造線の周辺には並行して多くの活断層があり、地震の連鎖が広がるの
ではと懸念された。
和歌山での3連続地震を意図的に無視する気象庁?
http://kagefumi811.blog.so-net.ne.jp/2017-08-27
名古屋で大地震の可能性が非常に高い各種データ?
http://kagefumi811.blog.so-net.ne.jp/2017-07-03-2
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