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東京ガスが電力事業に参入する最大の理由とは? [日本の習慣]

◆東京ガスが電力事業に参入する最大の理由


水道事業以上に自由化が深刻であり、東京ガスの存亡をかけて顧客獲得を
目指しているのです。
東京ガスによる電力供給も本格化するのです。


ガス会社が電力事業に参入する最大の理由は、表向き
の話ですが、企業としての新たな収益源の確保です。
電力市場の規模は全体で約20兆円、2016年4月にス
タートする電力全面自由化で開放される一般家庭向
けに限っても、約7.5兆円と言われています。数多く
の会社が新規参入してくるのは、この膨大な市場に
狙いを定めているからです。
新規参入に外資系が入ることは間違おありません。


ガス会社は、突然この市場への参入を表明してきた
わけではありません。実は、2000年に設立された
株式会社エネットは、NTTファシリティーズ(40%)、
東京ガス(30%)、大阪ガス(30%)の3社が共同出資
した新電力(東京電力や関西電力など既存の大手電力会
社である一般電気事業者とは異なり、契約電力が50kW
以上の大口の需要家に対して電力供給を行う特定規模
電気事業者のこと)最大手の会社です。全国200ヶ所
以上の発電所の電源を活用し、沖縄電力エリアと島嶼
部を除く全国の需要家に電力を供給しています。電力
全面自由化後は一般家庭にも電力供給を拡げることに
なり、さらなる業容の拡大を目指しています。


ガス会社が目指すのはガスと電気の両方を販売
するデュアル・エル複数の商品やサービスを組み
合わせて販売することをセット販売やバンドルサ
ービスと言います。電力全面自由化後は、市場
に参入した会社の自社製品やサービスと、電気を
組み合わせたセット販売が各社から登場します。ガス
はもちろん、通信サービス、石油(ガソリンや灯油)、
さらにはユニークな商品やサービスとの
セット販売が予定されています。中でもガスと電気
のセット販売は、デュアル・フュエルと言って多く
の国で一般的な販売方法として定着しています。
ガス会社もすでに多くの一般家庭と個別にガス
の契約をしており、ガス・電気両方の請求業務を一元
化することでコストの削減が可能になります。
/消費者にとっては、電気とガスをまとめて契約できる
だけでなく、電気料金の値下げも期待できるわけです。



◆東京電力は消滅するのだろうか/


昨年の中部電力の顧客獲得大キャンペーンに続いて
今、東京ガスが東京電力の顧客獲得に大キャンペーン
を実施しており、福島で揉めている東京電力は
無くなるのか・・・ちょっと頭をよぎるのです。

どちらにしても福島問題を掛けているわけでこれを軽減する
ことが東京電力最大の課題である今日です。



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◆自由化の波をどう読みとる


TPPによる自由化が無くなったのですが、外国企業にも
門戸を開く自由化は益々加速しているように見えます。


TPP破棄・脱退を米国大統領が決定しているのに大統領とは
逆の流れが起きているのです。この巨大なウネリが見えない
人は要注意です。
反トランプの動きを知っているから・・・TPP擁護の
ような自由化・グローバル化が進行しているのでしょ
うか?







◆東京ガスの電力供給実績


年間で電気を4,700kWh(40A)利用している家庭の場合、電気料金が
年間約4,000から5,000円お得になるというプランを提供していますし
(使用状況によって4,000円を下回る場合もあります)、インターネッ
トサービスも合わせて申し込むとさらにお得になるプランも提供して
います。


電力に続いてガス販売も自由化。消費者にはさらなる値下げの
期待もガス会社が電力事業に力を入れるもうひとつの理由に、
都市ガス販売が電力に続いて自由化されるということがありま
す。
都市ガス(プロパンガスと異なりガス管を通じて各家庭に供給
されるガス)も、一般家庭や商店などのいわゆる小口契約につ
いては地域独占が認められており、消費者は自由にガス会社を
選ぶことができませんでした。




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kage
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