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鳩山氏のクリミア「訪問目的」は、ドイツ・メルケル首相の極秘要請にあった。 [国際情勢]

3月11日にブログで「ドイツ・メルケル首相の本当の来日目的」という題の記事を投稿いたしましたが、その中で、直接プーチン大統領に頼めないドイツ・メルケル首相は、深刻化するエネルギー不足を回避する為、安倍首相にロシアとの仲介、即ち、「ロシアにウクライナへの天然ガス供給をストップしないよう交渉して欲しい」・・・と依頼する為に来日したのが「本当の目的」と指摘しました。

 小生の推測が正しければ、近々、日本政府は、間接的に・・・例えば商社等を経由して、ロシア接近・訪問・制裁解除等のニュースが出るので注視して下さいと述べました。 

当初小生は、元陸軍参謀の瀬島氏が在籍していた伊藤忠商事関連の人間を特使・裏工作要員として派遣するのではないかと推察致しておりましたが、日本政府は、更に格上の元首相・鳩山由紀夫氏を立ててきたのです。

◆安倍政権は親ロシア派の鳩山由紀夫氏に汚れ役を命じた

 小生の予告よりも数日早く、鳩山由紀夫元首相が動きましたね。

目的は、ウクライナ向け=ドイツヨーロッパ向けへのエネルギー供給の「継続」要請です。

ドイツを含めた欧米と共に制裁に動いている日本ですから、日本政府としても正式にはロシアに上記問題を交渉することは出来ないわけです。

管官房長官をはじめとした政府筋は皆、鳩山氏に対し非難轟々ですが、これは、反ロシア姿勢を取る米国(含む欧米)やその他海外各国に対する面子を意識した政治家特有のポーズであり、裏では旨くいったとニコニコしていると思います。それにしても管官房長官も芝居が下手ですね。普段はあれだけ温厚に且つ粛々と発言される方が・・・あれだけ興奮して怒っているように発言しているのですから・・・役者にならないで良かったと思います。(これがプロパガンダの真髄) 

管官房長官の発言からみても・・・ロシアがクリミアを併合したことは一切認めていないのに・・・とその微妙な日本政府として立場を世界にアピールしています。 この位、堂々と嘘をつけないと政治家にはなれないのですね。

鳩山元首相も叩かかれていますが、 「この汚れ役」を演じることで政治家として名誉ある延命が約束されることを良くご存知なわけです。

鳩山元首相も帰国後のインタビューでは「自分の目でクリミアを見てみたかった」と世界中を煙に巻いたような意味不明の発言を繰り返すことは明白で、交渉結果は、ちゃんと安倍首相に報告することとなっている筈です。

面子を重んじるロシア人ですから、この時期に訪問してきてくれた鳩山氏の為にも同氏経由でのドイツ・メルケル首相の依頼は受けるでしょう。これでヨーロッパのエネルギー危機は回避される見込みです。プーチン大統領も当然交換条件は鳩山氏に伝えるわけであり、同氏の帰国後の動きがまたまた楽しみにんつてきました。

◆正式な日本とロシアとの関係は?

北方四島は、1945年8月に日ソ中立条約(条約上は1946年まで有効・廃棄には一年以上の猶予が必要)を突然廃棄して参戦してきたロシアによって不法占拠された状態が続いています。

1956年日本とソビエト連邦との間で日ソ共同宣言なるものが発給しまたが、これは領土問題を先送りにした漁業問題に視点をおいた小手先の共同宣言だったわけで、国対国の正式な条約ではなかったものと言えます。

平和条約の締結にも至っていないロシアと日本・・・即ち、戦争状態のままというのが現状なのです。

そのような複雑怪奇な二国間の関係ですが、民間での交流もさることながら、中川一郎氏や鳩山家が将来の利権と睨んでロシアとの接触を続けてきたわけです。

この反米の姿勢が首相就任最初の普天間の海外移転問題へと発展したわけですが、 311等も経て民主党政権は崩壊させられたわけであります。

鳩山元首相は、今回の汚れ仕事を将来の粮にするつもりであり、ドイツ・メルケル首相にも安倍首相にも恩を売ったこととなりますので、それなりの成果をあげて帰国するものと思います。

尚、今回の鳩山氏派遣は米国の了承済みとなっていることは言うまでもありませんが、 各種問題を欧米に画策されてきた・・・プーチン大統領・・・今回のエネルギー問題の解決方法を見てもこの戦争?の勝者はプーチン大統領のようですね。

複雑な国際情勢と政治家の実態を勉強する良い事例だったような気がします。

kgae


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