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『砂糖への課税提起』の裏にある『真実』は穀物相場市場操作? [食品]


砂糖は、糖尿病の原因・・・と決め付けて『有識者達』・・日用品である『砂糖への課税』に国民の批判が集中しています。

この動きを察知してか? 『砂糖摂取量を減少させると低血糖症となり(正しくはぶどう糖)、頭の回転などが低下する』・・・と言うTVママーシャルまで出現。

しかし、このTVコマーシャル、『ぶとう糖』と『砂糖』とを混同した理解で、あえなくボツ・・と。

砂糖を巡る税制は・・・これからが山場のようであります。



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◆嘘とこじつけのオンパレード

みえみえの詭弁で・・・国民の健康対策として・・・税収増加を目的として・・・と素直に言えば良いのに?

たばこ、アルコール、砂糖などへの課税強化を求めることなどを盛り込んだ提言書を、厚生労働省の有識者会議がまとめた。

医療費抑制策として、風邪などの軽い病気の患者の自己負担は高くして、自分で治療することを促すなど、病気に応じて、負担割合を変えることなどが盛り込まれた。


たばこ税は、1本およそ12円。
酒税は、酒の種類によって異なるが、ビールなら1缶350mlで、77円の税金が課せられている。さらに、購入する際には、消費税も支払っている。

政府のお抱え『専門家』であり、特に気にする必要は無いものの、こうした必需品が課税されるかもしれない事態に、疑問の声が上がっている。


◆WHOの新指針

悪名高き、世界保健機関(WHO)が最近発表した砂糖の摂取量に関する新ガイドラインを発表したが、どうも臭いですね。

WHOではこれまで成人の砂糖摂取量について、1日に摂取する総カロリー量の10%未満が望ましいと定めていたが、今回の新ガイドラインでは、生活習慣病の予防に望ましい水準として、従来の半分の5%未満に厳格化した。

ところが5%という数字は砂糖換算だと25グラムでティースプーンわずか6杯分。欧米では缶入りソーダ(340ミリリットル入り)1本がティースプーン10杯分(約40グラム)の砂糖を含んでおり、新ガイドラインだと1缶で1日の摂取量を超過する。
因みにコーラ1缶には45グラム程度の糖分が含まれており、これだけでWHOの新基準を超えてしまうこととなります。

そのため専門家から「5%は現実的ではない」といった反論が出ている。

そのうえで、従来通り10%未満を推奨値としながらも、心臓病や糖尿病、ガンといった不健康な食生活と関連する生活習慣病の予防には5%未満がより望ましいとする新ガイドラインを説明した。

ある国の実例では、タバコ消費量をを増税で減少させた所、『糖尿病』の患者が増えたとの結果も出ており、何かを減らしたからそのまま健康に結びつくという単純なものではないようであります。


◆砂糖相場の下落? 相場操作が目的なだけっ・・・。

相場.jpeg

砂糖に課税、消費量を減少させる動きが見えてきますが、世界的に砂糖は供給過剰状態であり、このWHO等の砂糖摂取減少提案は・・・砂糖価格の更なる下落を狙った期間投資家の圧力によるものではないかと推察しています。

【砂糖価格の推移-下落状況】世界経済のネタ様より
http://ecodb.net/pcp/imf_usd_psugaisa.html

更に価格を下げた所で大量購入する・・・そしてWHOの5%基準を廃止し、砂糖需要を上げ・・・価格も上昇させる・・・これでしょう。


ですから・・・日本での『砂糖への課税』は、有りえない・・・要は、砂糖価格の更なる下落を支援する為のニュースということになります。



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kage

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