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勘違いでしょう・・・やっぱりデフォルトでしょう? ギリシャ・次々と来襲する償還期限? [国際情勢]

ギリシャのデフォルト回避・・・というよな甘いお話が世間で流通している模様ですが、今回のEUの急場凌ぎの対応は、『欧州連合などからの金融支援プログラム』が6月30日に失効し、それに対するギリシャ側の対応なのです。


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日本を含めた各国に対する債務の償還期限は順じ訪れるわけですが、上記のヨーロ連合による対応だけでギリシャ・デフォルト問題が解決したわけでは全くないと言ううことです。



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◆日本の債権回収はどうなる?

【ロイター様より抜粋】
7月14日に迫るギリシャ円建て外債(サムライ債)の償還に不確実性が増している。「民間保有」のギリシャ国債で最初に期日を迎えるため、償還されない場合には「債務不履行(デフォルト)」と判断される可能性が高い。

しかし、その保有者はリスクの高さを承知して購入したヘッジファンドなどとみられ、金融システムを揺るがすような状況は避けられるとの見方が出ている。

<7月14日に償還116億円>

サムライ債は1995年7月に発行された。発行額は200億円だったが、2012年の民間部門損失負担(PSI)導入によって、残高は約116億円に減少した。償還額は大きくはないが、クロスデフォルト条項に抵触すれば、他の民間保有債券もデフォルトになる可能性がある。

大和証券によると、ギリシャのサムライ債は政府保証のギリシャ国鉄を含めて4本で総額580億円。また、ユーロ円債は3本907億円に上る。

7月3日にはユーロ円債の利払い日を迎えるが、利払い総額は日本円で10億円程度とみられ、「金額から見て、ギリシャがあえて払わない理由はないだろう」(大和証券・シニアクレジットアナリストの藤岡宏明氏)という。

しかし、市場には、償還先送りなどで7月14日を乗り切ったとしても、遅かれ早かれデフォルトに追い込まれるとの見方が根強い。

欧州連合などからの金融支援プログラムが6月30日に失効したが、新たな支援策で合意したとしても、実行までに一定の時間が必要なことに加えて、緊縮策を問う7月5日の国民投票後は、政権交代を含めた政局リスクも取りざたされている。


◆偽情報の錯綜

一時、『改善プログラムにギリシャ側が合意した』というニュースも英国のフィナンシャルタイムスが報じたとの情報が流れましたが、今朝、キセリシヤ側は改めて力強く『NO』を宣言していました。

もう何か本当か?

あっさりデフォルトで社会主義国へ戻ると思っていたのですが、最近のギリシャ政府の動向を見ると・・・やはりロシアからも歓迎されていないことが見えてきますよね。

働こうともしない無職で42兆円もの借金持ち・・・誰も相手にしてくれないということでしょうか?

どちらにしてギリシャのデフォルトという問題の国際金融での位置づけは、世界金融恐慌の突破口位の役割しかないのです。

この時期を過ぎて夏頃から年末に掛けて本格化する不況の嵐・・・そして来年後半のヒラリークリントンによるとどめ・・・へと進展して行くわけです。

『欧州連合などからの金融支援プログラム』だけが大きく報じられていますが、次から次へと日本をはじめとした各国への償還期限は来るのです。

kage
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