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テレ朝の戦後70年ドラマ『妻と飛んだ特攻兵』は満州からの悲惨な引揚の物語?

戦時中の満州国からの引上げは・・・その凄惨な史実から余り多くを語られません。
テレ朝のドラマスペシャルもそうなのですが・・・今日初めて明かされる実話です。


◆テレ朝のスペシャルドラマ

TV朝日にて16日に放映される戦後70周年スペシャルドラマ『妻と飛んだ特攻兵』、堀北真希主演で放送されますが・・・20万人もの日本人が入植した満州での実話です。

最後の特攻機に妻と同乗していた・・・。


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{あらすじ}
特攻隊員である夫が操縦する戦闘機に乗り、ともに散っていった妻…。知られざる太平洋戦争の実話をもとに、戦時下での一組の夫婦の愛と、その周囲の人々の生き様と心情を克明に描く、戦後70年ドラマスペシャル「妻と飛んだ特攻兵」。

ドラマでは、妻・山内房子役の堀北真希と夫・山内節夫役の成宮寛貴を乗せて飛び立つ特攻機を実物大で製作。圧倒的なリアリティーで、ドラマの臨場感を倍増させます。

公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/tokkouhei/




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◆凄惨だった満州からの引揚者達

満州から逃れる時、泣き叫ぶ自分の「赤ん坊」を回りの人の迷惑になる(鳴き声で敵に察知される)為自分の子を殺したり・捨てたりしてきたという悲惨な過去を持つ方も大変多いのです。

捨てられた『赤ん坊』・・・の一部は奴隷から逃れ、中国人に拾われ育てらてた人達もいました。その凄惨な生き様を小説にしたのが、山崎豊子の『大地の子』です。

一時期、戦争孤児とか残留孤児問題と日本でも騒がれましたが・・・。

止むを得ず、子供を捨てた親と再会できたのですが、主人公は中国人の育ての親を捨てられない・・・と中国に戻るのです・・・が・・・その葛藤は言葉には言い表せない衝撃でした。

【大地の子】wiki
信濃郷満蒙開拓団の長男・松本勝男は、日本の敗戦後、ソ連軍の攻撃などにより祖父と母を失い、妹とも生き別れになってしまう。父親は徴兵されており、勝男のいる満州にはいなかった。

過酷な体験のあまり、自分の身分や言葉など全ての記憶を失った勝男は、放浪中に人買いに捕まり、中国人農家に売られて酷使される日々を送ることになる。度重なる虐待に耐えかねて逃げ出したものの、再び人買いの手にかかり売られそうになった勝男を助けたのは、小学校教師の陸徳志(りくとくし)であった。子供のない陸徳志夫妻は勝男に一心という名を与え、貧しいながらも実の子のように愛情をこめて育てる。

【動画ドラマ大地の子】
http://video.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&dd=1&p=%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%81%AE%E5%AD%90


◆岸壁の母の気持ちが分かる齢に・・・。


どこでもあった話のようですが・・・自分の子を殺さなければならない状況に陥った母親の気持ち・・・考えたくも無い話ですが・・・事実なのです。

海外からの復員兵を乗せた船の一部は「舞鶴港」に到着(中国・ロシアを中心)していたのですが・・・死んだ筈の息子を探して、船の入港を知る都度、港へ出向いて・・・いない筈の息子を探していたのです。

そんな釣れない母親の気持ちを歌った曲・・・それが「岸壁の母」なのです。


【二葉百合子-NHK様】
https://www.youtube.com/watch?v=6oLQvSb7TO0




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これが戦争に振り回された一般国民達の歴史なのです。

戦争は反対・・・しかし、国防と言う意味では軍隊は必要ですよね。この辺を近藤しているのではないだろうか?

テレ朝のドラマ・・・非国民なのか? そこまで愛されていたのか? どちらにしても・・・ドラマをみて戦争と真の愛について考えてみたい・・・手遅れか?

合掌

kage

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