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ピカチューに続きドラエモンも放送禁止の危機にあるインド・パキスタン宗教事情? [国際情勢]


何年か前にピカチューがインドで放送禁止になったことを記憶
しています。


原因は? と言うと・・・その気になった子供が自分もピカチュー
のように空を飛べるち錯覚し、高層ビルから飛び降りる事件が
起きた為なのです。


まあ昔は、月光仮面のマネで風呂敷を背中に掛け・・・原野を
駆け回っていた人もいると聞き及んでおります。
小職ではありません。


国と文化が違えば・・・漫画一つでも考え方がことなるわけで、日本人
の常識は世界の常識では無い・・・と言うことを認識すべき良き辞令の
ような気がするのです。


インドやパキスタンが問題視している最大の点は、ドラエもんの『秘密
の武器』だそで・・・苦労をしないで秘密兵器が何とかしてくれる・・・と子
供達が勘違いしたら教育上良くない・・・と単なる漫画の世界での夢と捉
えず・・・そのまま教育論へと突入しているのです。


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◆インドで「ドラえもん放映禁⽌」の声が上がる理由


⽇本のコンテンツ輸出の代表選⼿、藤⼦・F・不⼆雄原作のテ
レビアニメ「ドラえもん」が思わぬ批判にさらされている。


この夏、インドとパキスタンで相次ぎ放映禁⽌を求める声が上
がった。

外資排斥といった紋切り型の反対論ではない。もっと本質的だ。


「みんな、みんな、みんな、かなえてくれる♪」のが問題だという。


インド中部マディヤプラデシュ州から7⽉下旬、何通もの封書が
各地に送りつけられた。中央政府、州政府、娯楽放送の⾃主規
制団体、ドラえもんを放映するディズニー・インディアなど放送2
社……。ドラえもんの放映禁⽌を求める⽂書の送付先は各⽅⾯
に及んだ。


「⼦供らがのび太のように宿題もせず、親や教師に失礼な話し
⽅をするようになった」「のび太はクラスメートの⼥⼦に『⼤好き』
などと公⾔したりする」。こう批判する⼀⽂も⽂書には挿⼊されて
いる。


なんだ、そんなことか、と笑ってはいられない背景がある。差出⼈
で社会活動家のアシッシュ・チャトゥルベディ⽒(26)は取材に対し、
ある「⼤事件」をきっかけにドラえもん“追放運動”を始めたと明かす。


2013年、同州の公職の選考や⼤学⼊試で、⾦品の授受を伴うコネ
採⽤・裏⼝⼊学が⼤量告発された事件だ。地元紙によると、2000
⼈が逮捕された。その告発⼈はほかでもない、チャトゥルベディ⽒
本⼈だ。



◆「秘密道具」で⼦供が怠け者に?


この事件の原因、遠因を突き⽌めようと多くの家庭を訪れるうち
に、チャトゥルベディ⽒は何⼈もの⺟親から「ドラえもんを⾒て⼦
供が異常な振る舞いをするようになった」と聞かされた。


親に反抗する、宿題をしない、などなど。そして「⼦供を非現実的
な、空想の世界に連れて⾏く」「どんな問題も(ドラえもんの4次元
ポケットから⾶び出す)秘密道具が解決してくれるという点で、この
アニメは⼦供らの将来に多⼤な悪影響を及ぼす」との思いを強め
た。


ドラえもんが次なるコネ採⽤・裏⼝⼊学事件を誘発しかねないと
危惧しているのだ。




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◆パキスタンでも・・・?


チャトゥルベディ⽒が放映禁⽌を求める⽂書を発送して間もない
8⽉上旬、インドの隣国パキスタンのパンジャブ州でも野党政治
家が州議会にドラえもんの放映禁⽌か放映時間制限を求める決
議案を提出した。


提出したのは、クリケットの元スター選⼿イムラン・カーン⽒が率
いる政党「パキスタン正義運動(PTI)」の⼀議員。取材に応じた
PTI幹部のマフムード・ラシド⽒は「ドラえもんの放映禁⽌は党の
主張ではなく、所属議員個⼈の提案だ」と前置きした上でこう⾔う。


「ドラえもんでは1話に1つの秘密道具が出てきては、⽣徒が⾃分
でやるべきことを代わりにやってくれる。⼦供らは⾃分で問題解決
しないで、何かに頼ることばかり考えるようになってしまう」



◆民族差別問題に飛び火


インドのヒンディー語版がそのままパキスタンで放映され、同国の
ウルドゥー語に吹き替えられていない点や、男⼦ののび太が⼥⼦
のしずかと仲良く遊ぶ点にも「パキスタンの⽂化、ムスリム(イスラ
ム教徒)の⽂化に抵触する部分はある」という。


とはいえ、最も問題視するのは4次元ポケットから⾶び出す秘密道
具の存在だ。


⾼度成⻑末期の⽇本で登場したドラえもんは、当時の⽇本の⼦供ら
に、近未来には新しい技術、今では考えられない製品が登場するとい
う夢を与えてくれた。同時に、どんな便利な道具があっても万能では
なく、賢くならないと失敗は絶えない、というオチの話も多く、のび太
は反⾯教師でもあったはずだ。


10年ほど前から放映が始まったインドや、パキスタンでも、ドラえも
んは⼦供らの間で絶⼤な⼈気を誇る。放映禁⽌の求めはその反動
ともいえる。


だが⽇本にドラえもんが登場した頃と時代がやや異なる点もある。


ドラえもんが描いた近未来に相当近づいた技術や製品が既に出回
り始めているからだ。その最たる物がスマートフォン(スマホ)だろう。


ラシド⽒も⾃分のスマホを握り「⼦供らがドラえもんの影響を受け、
こういう物に頼ってしまい⾃⼰研さんを怠るのが⼼配だ」と⼝にす
る。


また貧富の差が⼤きいインドでは、⼀定以上の所得⽔準の家庭で
は親が「ドラえもんの代わり」を務めがちだ。チャトゥルベディ⽒が告
発した事件にとどまらず、コネ採⽤や裏⼝⼊学は絶えない。カネと
⼈脈も「秘密道具」というわけだ。


インドのチャトゥルベディ⽒は、放映禁⽌の求めを⾃主規制団体に
却下されたため、裁判所に訴えることを検討している。パキスタン
のパンジャブ州では10⽉半ばに始まる州議会でドラえもんの放映
のあり⽅を審議するという。


とはいえ、社会問題、教育問題の多くをドラえもんのせいにされては
かなわない。審議ドラえもんの放映禁⽌あるいは時間制限を求める
パキスタン野党PTIの⽂書。2番目が「秘密道具」への懸念はどうな
るのか。放映禁⽌という結末はあり得るのだろうか。「タイムマシン」
か「どこでもドア」を使って⾒に⾏きたいものである。




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