ブートジョロキアは劇カラブームの火付け役・世界で一番辛いと認定された唐辛子? [食品]
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◆世界で一番辛いと認定された唐辛子ブートジョロキア
インドやタイに行くと辛いものが色々出てきて、しばしば大変な目に会いますよね。しかし、食べないと何気なく寂しくなるのが不思議ですね。
タイにはとても辛いと評判の唐辛子プリック・キーヌーがありますが、辛さの本場インドにはそれよりももっと辛いブート・ジョロキアという伝説級の唐辛子があるのです。
ブート・ジョロキアはあまりにも辛すぎるので、対ゾウ用のトウガラシ発煙筒を開発する試みがなされていたり、畑や民家を荒らす野生ゾウを撃退するためにブート・ジョロキアをすり潰して柵に塗ったりしているそう。
ハバネロの2倍近い強烈なカプサイシン量を誇るため触るときにはゴム手袋、できればマスクとゴーグルを使用するほどの危険な物体、それがブート・ジョロキアなのです。
インドのアッサム地方ではボルビフ・ジョロキア(猛毒唐辛子)とも呼ばれているのだそうです。
このレベルになると辛いという感覚より、『劇物』扱いのアッサム地方の見解が正解かもしれません。
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◆劇カラ・ベスト10
ブートジョロキア以外の劇物を探してみたら・・・こんなものもありました。
辛さの指標がスコヴィル値であり、1000 ~ 2500 SHUはスーパーで見かける「タバスコ」とほぼ同じ辛さ。ここまではあくまで料理のスパイス的なかわいいレベル。ちょっとピリッとするかな?と感じる程度です。
【第10位】ピミエント:100 ~ 900 SHU(スコヴィル値)
独特の甘みと酸味、かすかな辛味を持つピーマンで、そのまま塩と酢、オリーブオイルをかけてサラダ仕立てにしたり、ニンニクとともに軽くソテーしたりして肉や魚のつけ合わせとしても重宝する。
この辺りから「ちょっと辛いかな?」と感じるレベルに。あまりメジャーではありませんが、スペイン料理ではアクセントとして広く使用される唐辛子です。
辛いモノ好きならまだまだ余裕のレベルですね。
【第9位】ペルヴィアン・ロコト:1000 ~ 2500 SHU
緑もしくは黄色の物は辛味のない食用。赤は激辛なので要注意。"
【第8位】ハラペーニョ:2500 ~ 10000 SHU
メキシコを代表する青唐辛子である。辛さは中程度(2500-8000スコヴィル)。名称はその発祥の地といわれているベラクルス州のハラパ(Xalapa)に由来する。
名前ぐらいは知っているという方も多いハズ。
量販店で買える緑色のタバスコソースにも使われています。アメリカではホットドッグやサルサソースに加えたりと結構メジャーな存在。
この辺りから辛いモノ好きでもちょっとキツいレベルになってくる。
【第7位】カイエンヌ・ペッパー:30000 ~ 50000 SHU
赤く熟したトウガラシの実を乾燥させた香辛料。暗赤色から鮮紅色をしており、強い辛味がある。
スープなどに加えると舌が麻痺する辛さ。スコヴィル値:30000 ~ 50000 SHUは、一般的な防犯グッズ販売店で購入できる催涙スプレーに匹敵するレベル。
数値を見れば一目瞭然だが、ここまで登場した下位の唐辛子が可愛く見えるレベルの辛さ。
【第6位】バード・アイ:50,000 ~ 100,000 SHU
米国、中南米で普及しているチルテピン種。欧米ではバーズアイ(bird's eye)、または原種という意味で「唐辛子の母」とも呼ばれる。原種に近い丸みを帯びた小型種。メキシコで普及しているペキン(ピキン)も同種。
「唐辛子の母」とも呼ばれる存在だが、優しい母性など全く感じない恐ろしい辛さ。少量でも強い刺激があるので、冗談でもそのまま口にしていけません!
【第5位】スコッチ・ボネット:100,000 ~ 350,000 SHU
熟するとオレンジ色になるスコッチ ボネット。大きさは3~5cm。激辛の中にもフルーティーな風味。
見た目は可愛らしいが辛さは悶絶するレベル。350,000 SHUという数値は、コンシューマー向けの防犯グッズでは手に入らない強力な催涙スプレーに匹敵するレベル。
【第4位】ハバネロ(レッド・サヴィーナ):250,000 ~ 450,000 SHU
激烈な刺激性を持っており、飛沫したハバネロの野菜汁が眼の周辺、鼻、耳、皮膚の弱い部分等に付着した場合はすぐに洗い流す必要がある。しばらく放置した場合、火傷のように爛れる場合があるので注意が必要。"
東ハトのスナック菓子「暴君ハバネロ」で一躍有名になった唐辛子。当然だが実際にスナックに使用されているハバネロの量は安全を考慮して少量で製法されている。
【第3位】ブート・ジョロキア:1,000,000 SHU
北インド(アッサム州、ナガランド州、マニプル州)およびバングラデシュ産のトウガラシ属の品種である。2007年にギネス世界記録でハバネロ(およびその栽培品種レッドサヴィナ)を抜いて世界一辛いトウガラシとして認定された。"
こちらもハバネロと並んで「魔王ジョロキア」という名のスナック菓子で有名。
北東インドでは、畑や民家を荒らす野生ゾウを撃退するため、すり潰して柵に塗ることもある。もちろんゾウも逃げ出す辛さ。
人間の舌でこの辛さに耐え切れる数は相当少ない。
【第2位】トリニダード・モルガ・スコーピオン:2,000,000 SHU
見事に“世界一辛い唐辛子”に選ばれたのは現在のギネス認定唐辛子……ではなく、トリニダード・モルガ・スコーピオ。
【第1位】キャロライナ・リーパー:3,000,000 SHU
トリニダード・スコーピオンを上回る300万スコヴィル値という脅威の辛さをもった唐辛子。辛さも痛感も通り越して、口にした瞬間気を失ってしまうのではないかと思われる。
小生の知人で中国料理に良く出てくる・・・グリーン・チリ・・・なるものを自家製にしたく調理した結果、翌日、手は巨人のように腫れ・・・その腫れは目元にも及んでおりました。 ジャムのガラス瓶一本程度でこの有様。
万が一、調理する場合は、マスク・手袋・・・そして換気に十分ご注意くださいね。劇薬ですから・・・。
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kage
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