九州・鬼界カルデラの巨大爆発の痕跡は東北にも残っていた? [地震]
◆鹿児島にもあったスパーボルケーノ(日経サイエンス様)
マグマだまりの天井を構成していた岩盤は、周囲の岩盤と切り離され、
マグマだまりの中に落ちることになる。落ちる先にはマグマが満ちてい
るので、落下する岩盤はピストンとなってマグマを押し込む。すると膨大
な量のマグマが、リング状の火口から一気に噴出、大火砕流が発生した。
火砕流は40キロメートル以上離れた種子島や屋久島、さらには九州本土
に上陸し、現在の鹿児島市街地近くまで到達した。大津波や大地震も発生
したとみられている。
この時の粉塵は東北でも観測されているのですが・・・電子化なんてまるで
なかった大昔の話ですが今日に置き換えると・・・想像を絶する災害となる
ことは間違いないようです。
◆鬼界カルデラ(きかいカルデラ)は
薩摩半島から約50km南の大隅海峡にあるカルデラ。
薩南諸島北部にある薩摩硫黄島、竹島がカルデラ北縁に相当する。
薩摩硫黄島はランクAの活火山に指定されている。
日向灘のそうなのですが・・・九州の断層などが四国・中部方面へと流れており
南海トラフ地震も単独で起きるのでは無く・・・日向灘等のエネルギーが大きく関連して
いるといわれております、
その中で最近注目されているのがこの巨大『鬼界カルデラ』と言われているの
です。
◆鬼界カルデラか南海トラフか?
世界一の地震国日本の歴史は、この地震との度々の
遭遇の歴史でもあった。
記録として残されているのは、わずか千数百年分に過
ぎない。
日本の地下にはそうした埋没した歴史さえも当然存在するということである。
地震予知は不可能であるということは、物理学者や地震学者が一番よ
く知っているはずである。
しかしながら巨大地震が発生するであろうことは、その予兆現象を
観察集積していけば次第に分かってくるはずである。
現に鬼界カルデラや南海トラフといったマグマ溜まりがあることが分
かっている。
これらの巨大さは、まさしくわれわれの想像をはるかに超えたものである。
これらがある限り日本列島は常に崩壊の危機と隣接している
ことになる。
現代ではこうした自然災害の危険と同時に、原発や巨大ダムといった施設
、高層ビル群、高速道といった建造物が大きな被害を受ければ、さらなる崩壊
が二重、三重と重なる事態が発生することとなる。
鬼界カルデラか南海トラフといった未曽有の規模の大地震が発生すれば、
数千万人単位の被害さえもがすでに想定されている。
◆鬼界トラフの被害を見直し (時事通信) - Yahoo!ニュース様)
センター長の巽好幸教授は「カルデラの地下に大量のマグマが存在し、
次の巨大噴火の準備過程に入っている可能性がある」と話している。
溶岩ドームは直径約10キロメートル、高さ約600メートル。
噴火した場合、マグマの量は少なくとも32立方キロメートルと推定され、
溶岩ドームでは世界最大級という。
◆超巨大噴火・地震予測へ九州の海底調査が危ない(神戸新聞NEXT様)
神戸大学海洋底探査センター(神戸市東灘区)は16日、九州南方の海底
に広がるくぼみ「鬼界(きかい)カルデラ」で、マグマが蓄積された部分(マグ
マだまり)の位置や規模、形を把握する調査を10月から始めると発表した。
今後100年で1%程度と発生確率は低いが、ひとたび起これば日本全域に甚大な被害を及ぼす「超巨大噴火」の予測を目指す。
マグマだまりの詳細なデータを集め、その状況を正確に把握することができ
れば、世界初という。
鬼界カルデラは鹿児島県の薩摩半島南約50キロに位置し、直径約20キロ。
約7300年前、超巨大噴火を起こし、九州南部の縄文文化を滅ぼしたという。
同センター長の巽好幸教授(マグマ学)のチームは10月中旬から約2週間
、大学保有の練習船「深江丸」で鬼界カルデラの地形を調査。その上で海底
に地震計を沈め、船から圧縮空気を放って人工地震を起こす。地中(地殻)を伝わってきた地震波を観測し、マグマだまりの状況を解析する。
その後も、海底に地震計を残して監視を続け、来年以降も定期的に船を使
った同様の調査を継続。蓄積した記録を基に、マグマだまりの状況を可視化できるようにする。将来的にはマグマだまりが大きくなるなどの変化を捉え、噴火の予測につなげる。
巽教授は通常の噴火とは違い、マグマ噴出量が40立方キロメートル以上
の超巨大噴火を研究。
日本では過去12万年で10回発生したという。実際に起これば、火砕流や火山灰によりライフラインが断絶し、国内で死者が最悪約1億人に上ると想定する。
鬼界カルデラで調査が成功すれば、陸上のカルデラにも応用可能。
巽教授は「発生確率が低いからといって何もしなければ被害は免れない。
5年程度で結果を出し、減災に役立てたい」と話す。
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マグマだまりの天井を構成していた岩盤は、周囲の岩盤と切り離され、
マグマだまりの中に落ちることになる。落ちる先にはマグマが満ちてい
るので、落下する岩盤はピストンとなってマグマを押し込む。すると膨大
な量のマグマが、リング状の火口から一気に噴出、大火砕流が発生した。
火砕流は40キロメートル以上離れた種子島や屋久島、さらには九州本土
に上陸し、現在の鹿児島市街地近くまで到達した。大津波や大地震も発生
したとみられている。
この時の粉塵は東北でも観測されているのですが・・・電子化なんてまるで
なかった大昔の話ですが今日に置き換えると・・・想像を絶する災害となる
ことは間違いないようです。
◆鬼界カルデラ(きかいカルデラ)は
薩摩半島から約50km南の大隅海峡にあるカルデラ。
薩南諸島北部にある薩摩硫黄島、竹島がカルデラ北縁に相当する。
薩摩硫黄島はランクAの活火山に指定されている。
日向灘のそうなのですが・・・九州の断層などが四国・中部方面へと流れており
南海トラフ地震も単独で起きるのでは無く・・・日向灘等のエネルギーが大きく関連して
いるといわれております、
その中で最近注目されているのがこの巨大『鬼界カルデラ』と言われているの
です。
◆鬼界カルデラか南海トラフか?
世界一の地震国日本の歴史は、この地震との度々の
遭遇の歴史でもあった。
記録として残されているのは、わずか千数百年分に過
ぎない。
日本の地下にはそうした埋没した歴史さえも当然存在するということである。
地震予知は不可能であるということは、物理学者や地震学者が一番よ
く知っているはずである。
しかしながら巨大地震が発生するであろうことは、その予兆現象を
観察集積していけば次第に分かってくるはずである。
現に鬼界カルデラや南海トラフといったマグマ溜まりがあることが分
かっている。
これらの巨大さは、まさしくわれわれの想像をはるかに超えたものである。
これらがある限り日本列島は常に崩壊の危機と隣接している
ことになる。
現代ではこうした自然災害の危険と同時に、原発や巨大ダムといった施設
、高層ビル群、高速道といった建造物が大きな被害を受ければ、さらなる崩壊
が二重、三重と重なる事態が発生することとなる。
鬼界カルデラか南海トラフといった未曽有の規模の大地震が発生すれば、
数千万人単位の被害さえもがすでに想定されている。
◆鬼界トラフの被害を見直し (時事通信) - Yahoo!ニュース様)
センター長の巽好幸教授は「カルデラの地下に大量のマグマが存在し、
次の巨大噴火の準備過程に入っている可能性がある」と話している。
溶岩ドームは直径約10キロメートル、高さ約600メートル。
噴火した場合、マグマの量は少なくとも32立方キロメートルと推定され、
溶岩ドームでは世界最大級という。
◆超巨大噴火・地震予測へ九州の海底調査が危ない(神戸新聞NEXT様)
神戸大学海洋底探査センター(神戸市東灘区)は16日、九州南方の海底
に広がるくぼみ「鬼界(きかい)カルデラ」で、マグマが蓄積された部分(マグ
マだまり)の位置や規模、形を把握する調査を10月から始めると発表した。
今後100年で1%程度と発生確率は低いが、ひとたび起これば日本全域に甚大な被害を及ぼす「超巨大噴火」の予測を目指す。
マグマだまりの詳細なデータを集め、その状況を正確に把握することができ
れば、世界初という。
鬼界カルデラは鹿児島県の薩摩半島南約50キロに位置し、直径約20キロ。
約7300年前、超巨大噴火を起こし、九州南部の縄文文化を滅ぼしたという。
同センター長の巽好幸教授(マグマ学)のチームは10月中旬から約2週間
、大学保有の練習船「深江丸」で鬼界カルデラの地形を調査。その上で海底
に地震計を沈め、船から圧縮空気を放って人工地震を起こす。地中(地殻)を伝わってきた地震波を観測し、マグマだまりの状況を解析する。
その後も、海底に地震計を残して監視を続け、来年以降も定期的に船を使
った同様の調査を継続。蓄積した記録を基に、マグマだまりの状況を可視化できるようにする。将来的にはマグマだまりが大きくなるなどの変化を捉え、噴火の予測につなげる。
巽教授は通常の噴火とは違い、マグマ噴出量が40立方キロメートル以上
の超巨大噴火を研究。
日本では過去12万年で10回発生したという。実際に起これば、火砕流や火山灰によりライフラインが断絶し、国内で死者が最悪約1億人に上ると想定する。
鬼界カルデラで調査が成功すれば、陸上のカルデラにも応用可能。
巽教授は「発生確率が低いからといって何もしなければ被害は免れない。
5年程度で結果を出し、減災に役立てたい」と話す。
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