風疹が危ない世代は29歳-39歳? ワクチンしかない防御法? [健康・薬]
【今回の記事要点】
春先に名古屋や関西空港ではやった感染力の強い風疹が
関東の首都圏で流行の兆しを見せています。
この風疹・・・感染力が大変強くくしゃみ等による
飛沫感染するのです。
風疹が危ない世代は29歳-39歳・・・なぜなら輪キチン
接種が一回の世代であり十分な抗体ができていない可能性が
あり、感染のリスクが他の世代良り高いのです。
風疹はこんな危険があります。
・感染力が強い
・29歳-39歳までは注意
・妊婦が危険
感染予防の対策はインフルエンザ以上に急務なのです。
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
風疹撲滅大先戦ー神奈川県
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/f420454/
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◆危険な世代
ワクチン接種1回の「空白地帯」は26歳〜39歳と言うことです。
感染力が強いはしかは、手洗いやうがいだけでは予防が
できず、ワクチンの予防接種が有効とされている。
はしかワクチンは、1978年から定期接種となり、
子どもを対象に接種が進められてきたが、当初は
1回だけの接種とされていた。
しかし、実は、1度だけの接種では免疫がつかない人が
5%未満存在することなどがわかっている。
その時代に子ども時代を過ごした26歳より上(2016年時点)
は、はしかに感染する可能性があり、「空白の世代」となっ
ている。
はしかワクチンの2回接種制度は、2006年4月から、1歳児
と小学校入学前の幼児を対象に行われるようになった。
さらに、2007年に発生した10代〜20代の人を中心にしたはしか
の流行を受けて、2008年度から2012年度の5年間に限っては、中学
1年生と高校3年生相当年齢の人に追加で2回目のワクチンを
接種する制度が導入された。
これに間に合わなかったのが、26歳以上の世代(1990年
4月2日以前に生まれた人)だ。
それより下の世代は、定期接種を予定通りに受けていれば、はし
かを含むワクチンを2回接種していることになり、はしかの
感染確率は低い。
一方、40歳以上の世代は定期接種でワクチンを接種する機会が
なかったが、多くの人が、はしかに自然感染しているため
比較的リスクが低いという。
しかし、はしかの流行を受けて、26歳以上は予防接種を
各自で受けることが推奨されている。厚生労働省は特に、医療従事者
や学校・保育福祉関係者など、リスクが大きい人、海外渡航する人に
対して、医師に相談して2度めの接種を検討するよう、呼びかけて
いる。
◆首都圏で風疹流行
日本産婦人科医会は2018年8月17日、首都圏を中心
に流行の兆しがみられる風疹について緊急警告を発
表した。
20週までの妊婦は風疹にかからないよう、また風疹
患者に接することがないよう十分に注意するよう呼
び掛けている。
厚生労働省によると、風疹の届出数は現在、例年と比較
して関東地方で大幅に増加しているという。日本産婦人
科医会はこれを受け、風疹に関する緊急警告を発表し、
20週までの妊婦は風疹にかからないよう、また風疹
患者に接することがないよう注意を呼び掛けた。
風疹の潜伏期間は14日から21日(平均16日から18日)。
初発症状は発熱や耳介後部・後頭部など首の後ろのリンパ
節の腫脹、全身の発疹、眼球結膜の充血など。
くしゃみ・咳・唾液のしぶきの飛まつなどによって他者
に感染する。感染力を持つのは、発疹の出る1週間前から
症状が消えるまでの期間。ただし、症状を伴わない不顕性
感染も感染力はあるため注意が必要。
妊娠20週ごろまでの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、胎児
にも感染し、胎児の眼や耳、心臓に影響が及ぶ先天性風疹
症候群が出現する恐れがある。妊娠中は風疹を含むワクチ
ンの接種を受けることができないため、風疹の抗体検査を
受けて免疫の有無を確認し、抗体価が陰性または低かった
場合は人混みを避けることとしている。
また、周囲の人には罹患歴・予防接種歴を確認してもらい、
風疹の罹患歴がなく1歳以上で2回の予防接種の記録がない人
が周囲にいた場合は、速やかに麻疹風疹(MR)ワクチン
の接種を受けてもらうようにすること。現在、風疹に罹
っているのは特に30~50代の男性が中心のため、夫を含め、
周囲の風疹ウイルス感染者の有無には注意が必要だという。
また、明らかに風疹罹患歴がない、または抗体の低い妊娠
する可能性のある女性およびその周囲の者も、積極的に麻疹
風疹(MR)ワクチンの接種を受けることとしている。
◆緊急警告
成人女性や夫、パートナーなどを対象とした風疹抗体検
査の費用助成事業の積極的利用や、妊婦がまずかかりつけ
の産科医に相談することを呼び掛けている。なお、かかりつ
け医が風疹に関して正確な情報を得るためには、全国の主要大都
市に設けてある2次相談窓口に相談することも可能だという。
風疹の流行状況は各地元の保健所や、国立感染症研究所の
Webサイトにて確認できる。
なお、厚生労働省によると、第30週~第31週(2018年7月23日
~8月5日)の風しん届出は38人で、都道府県別では、千
葉県の26人がもっとも多く、東京都19人、埼玉県8人と
続いている。
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◆風疹の初期症状
小さく赤い発疹が全身に広がっていきます。そのほか、
38℃前後の発熱、耳や首の後ろのリンパ節の腫れ、目の充血、
軽いせきなどの症状があります。すべてがそろわないことも
多いです。大人では関節痛が現れることも多く、また、大人が
かかると、高熱が出たり、発疹が長引いたりするなど、重症化
することもあります。
母親の胎内にいる胎児への障害が一番危惧される感染症
です。
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kage
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