米国の政府機関閉鎖を回避。 ヤッパリ・・・デフォルトの危機？

例えば日本の大使館をはじめとした政府機関が閉鎖の危機・・・と聞いたら・・・どうおもいますが？　異常ですよね。　来年度の予算が決まらなくても政府機関は締まらないのが普通です。　特殊なお国事情もあるのでしょうが？


この米国の異常振りが日本では殆ど報道されないという・・・・これまた異常なのです。


要は予算が通らないという危機に瀕しており、去年あったデフォルト騒ぎも考慮すると米国経済は相当追い込まれていることが今回の事象からも読み取ることができます。

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◆政府閉鎖は回避＝暫定予算案可決へ(時事通信様)


米野党共和党のベイナー下院議長は27日放映されたCBSテレビとのインタビューで、30日までに2016会計年度（15年10月～16年9月）の暫定予算案を可決させ、10月からの政府機関閉鎖を回避する意向を示した。

ベイナー議長は、上院が12月11日までの暫定予算案を可決した後、下院でも採決すると説明。共和党内の保守強硬派の反対が予想されるが、可決に必要な与党民主党議員の協力が得られるとの見通しを示した。　

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◆ＦＲＢも異様な利上げ見送り




最近の米国の動向を見てみると９１１以降・・・経済回復は全く見られず(統計なんて・・・いくらでも操作可能な米国)・・・米国国債も投資家から外され・・・挙句の果てにはＦＲＢが自分で買い取る始末・・・異常ですね。


そこへもってきて今年は、中国がＡＩＩＢ・ＢＲＩＣＳと米国の世界金融支配体制を崩壊に追い込む策に動き出しています。

その暗雲を見過ごしたかのように日経平均も２０９５０円から１７７００円まで下落・・・これはまだ続きますよ。

そしてヨーロッパでのシリア難民受入れに端を発する各国間の不揃いな対応とスペインを中心とした各国の民族問題激化・・・。

２０１５年秋から来年のクリントン大統領実現に向けて世界は益々混迷を極める時期に突入しているのです。

何も起こらないわけてが無い状況ですよ・・・この混迷の手筈を論議しているのが、今回の習近平主席の米国訪問なわけですね。　報道では誰もそんな見方はしていませんが・・・？


【米国財務省がデフォルトに言及】
https://www.youtube.com/watch?v=85xzWNPlpVs



kage